【本】「ビジネス頭を創る7つのフレームワーク力」
「ビジネス頭を創る7つのフレームワーク力」勝間和代 (ディスカバー、2008年6月)1600円
突然ですが、みなさんは、書店で本をとった時、まずはどこを見ますか?
表紙、裏表紙、目次、本文、いろいろありますが、私の場合、とりあえずは裏表紙から1枚めくったところに書いてある、「発行日」を見ます。なぜなら、その本がいつ、世の中に出されたものなのか、が気になるからです。
私は、ビジネス書や社会問題に関する本を手にとることが多いのですが、特に、そういった本の場合には、中にある情報の「新鮮さ」が大切です。もちろん、古い本からも学ぶことは大いにありますが、同じことなら、できれば最新の情報とともに学びたい、という思いが働きます。
そういう意味では、今ですと「2008年」がベストで、2007年、2006年、2005年くらいまでは許容範囲、それ以前になると、よほど内容が「読んでみたい!」と思うものでなければ、買いません。
もちろん、あくまで原則というか、基本的な方針であって、「ポリシー」という程固執する訳ではありませんが。
前おきが長くなりましたが、この本は、私が読んだ初めての「勝間本」です。前から書店で「○○が10倍アップする○○」シリーズは目にしていましたが、そういった悪い言い方をすると「ガツガツした」内容を読みたい心境ではなれないことが多く、ほとんど手にとったことはありませんでした。
この本では、思考力を高めるための様々な考え方やツールが紹介されています。「○○力」というカテゴリーで、論理思考力、水平思考力、視覚化力、数学力、言語力、知的体力、偶然力の7つが挙げられています。それぞれ、「なるほどな」と思うところもあり、初心者の私には、とても勉強になりました。が、この手の本をよく読む人にとっては、ここに書かれていること自体は、それほど目新しい情報ではないと思います。
この本はむしろ、仕事に必要な思考力について、掘り下げて勉強してみたいというときのとっかかりとして、よいと思います。実際、本の巻末では、それぞれの章に関連した、勝間さんのお勧め本が紹介されていて、大変お役立ちです。
私は、こういった「ビジネス思考力」は初心者ですので、これをきっかけに、いろいろと勉強してみようと思っています。
【私なりの学び】 ※あくまで私が勝手に本から得たことであり、著書の解説ではありません。
・思考のフレームワーク(優れたものの見方の枠組み)を身につけることが有効。ものごとを、漏れなくダブりなく効率的に分析するツールになる。
・論理力を鍛えていると、「ああ、そうか」と思える時が来る。その感覚が重要。「学び」の醍醐味。
・デザインは、そのモノが自分に何をアフォード(与えて)するのか、それを使って自分が何をできるのかを示す。優れたデザインは、色にしても形についても、「なぜそこが緑なのか」、「なぜここが円いのか」にそれぞれ意味がある。
・本を読む方法として、その本から自分が何を得るのかを、あらかじめ見定めて、視覚的に理解する方法がある。(フォトリーディング)
→ これは、目から鱗です。これまでも、まずは概要を把握して効率的に読むようにはしていましたが、これは、さらに能動的な、「受身」ではない読書法ですね。簡単に身につくものではないみたいですが、自己流で実践してみようかしらん。
・数字は、理性と感性をつなぎ、それを他者とも活用できる有益なツール。普段から、統計や身近な数字を意識するとよい。
→ 私はどちらかというと、数字の羅列を見ただけでクラクラするたちですが、これを機会に、ちょっと数字を楽しむ感覚を身につけたいものです。手始めに、勝間さんのお勧め本を見てみようと思います。あと、興味深い統計として、以下が紹介されてます。
電通 「日本の広告費」http://www.dentsu.co.jp/marketing/adex/adex2007/index.html
・言葉で相手に伝える場合は、相手の過去の経験知に訴えかける。表面的な理解ではなく、相手の「腑に落ちる」ように伝える。
・「妬まない、怒らない、愚痴らない」。
→ 耳が痛いです・・・。心がけてはいるつもりでも、なかなかうまくはいきません。まだまだ未熟モノですが、前向きに、前向きに。
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