【本】ブルー・オーシャン戦略
ブルー・オーシャン戦略 Wチャン・キム+レネ・モボルニュ (ランダムハウス講談社、2005年6月)1900円
勝間和代さんの本でお勧めされていた本です。ページをめくるごとに新しい発見があり、かなり密度の濃い学びになりました。
「ブルー・オーシャン戦略」とは、同業他社との血みどろの競争社会(レッド・オーシャン)から抜けて、新たな市場を開拓するための戦略で、本書では、その考え方、プロセスが、体系的に説明されています。いたるところに、ブルー・オーシャンの開拓に成功した企業や逆に失敗した企業の実例が紹介されているので、とても興味深い内容になっています。
【私なりの学び】
・ブルーオーシャン戦略の土台は、バリュー・イノベーション(=顧客にとっての価値を高めつつ、コストを下げる。そのためには、余計な要素をそぎ落とし、未知の要素を取り入れる)
・「戦略キャンバス」による分析
→①メリハリ(直線的でない)、②高い独自性(「典型的なもの」とのズレが大きいほどよい)、③訴求力のあるキャッチフレーズ(新しいテーマ)を目指す。
・同業他社ではなく、代替産業に目を向ける。
→ 例:ワイン産業⇔ビール産業、航空産業⇔自動車産業
・機能志向と感性志向の切り替え、補完財への着目、将来の市場の俯瞰等により、従来の常識にとらわれない付加価値を生み出す。
・新しい需要を呼び起こして市場を広げるためには、現在の顧客以外の層に目を向け、その共通点を分析し、どうすればこれらの層の興味を呼べるかを考える。
・新しい試みを遂行するために、関係者を納得させ動かすには、
①キーパーソン(周囲に対する影響力をもつ人)に働きかける、②言葉で説明するだけではなく現実を見せて、意識を変える、③早い段階から構成員にたいする3E(Explamation,Exchange,clarity of Expectation)を心がけ、改革のプロセスを透明化する、④大目標を掲げるだけではなく、目標を細分化して、各部署が当事者意識をもつようにする
といったことが重要。
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